~チャレンジショップ支援事業を利用して~

『チャレンジショップ支援※』を受けた、山田はるこさんにインタビューを受けていただきました。

※『チャレンジショップ支援』とは…調布市内の空き店舗を利用して事業を始める方に対し、家賃の一部を補助する調布市の補助制度です。

事業をどうやって始めるようになったんですか?

事業をどうやって始めるようになったんですか?

大学・大学院で,金属造形と美術教育を学んできました。また,子供と接することが昔から好きで,子どもへの美術教育の奥深さもずっと感じていたんです。

1そんなとき。地域の美術館の方から市民向けの講座の講師に誘われました。それが,講師として直接子ども達と触れ合った,はじめての機会です。
「あ,やってみたい!」と思いましたね。実際にやってみると,子ども達の自由な発想にこちらがびっくりして。気づかないうちに自分のなかにあった枠組みをバーンッと外されることもありました。

それをきっかけに,もっと子どもへの美術教育の活動をしたいと思い,美術館の講師をしたり,イギリスへ研究員として留学して,美術教育についての知識や経験を広げました。
イタリアでは幼児教育に力を入れている町を訪れたりもしました。町ぐるみでの美術に対する幼児教育文化には,とても感動して。さらに美術教育への情熱が膨らみました。

帰国後,山梨県の保育園と縁があり,そこの職員に対して講師をしたのが,現在の事業のきっかけです。

ちょうどセンターの創業塾を受ける機会があり,その中で,自分で事業は市民向けの講座だけでは事業として成り立たないので,施設向けの講師になることをメインの事業をしようと事業計画を立てました。

そのうち,直接子どもに教えてほしいという声があり,ここの教室を始めました。

現在は,訪問講師,教室,制作販売活動の3本柱でやっています。

 

チャレンジショップ支援を知ったきっかけは?

教室を持つときに,創業塾で利用した産業振興センター(現・産業労働支援センター)に宣伝チラシを持って行くと,センターの職員さんからこの補助制度を紹介してもらって知りました。

教室を開くことは調布経済新聞(ネット新聞)にも掲載されていたので,職員さんが見てくれたんだと思います。

 

チャレンジショップ支援を使ってみてどうでしたか。

5-6教室を開いた時は,勢いでやっちゃったところもあり,経済的にもまだまだで資金が十分になかったので家賃補助はとても助かりました。補助を頂
いても何ヶ月かは赤字で,,,。数ヵ月たってやっと事業が回り始めました。

また,月一回の報告で,後回しになりがちな会計の仕事が計画的にできたこと,そして,センターのアドバイザーに客観的に事業を見てもらえたことが良かったです。自分でしか判断できない状況で,客観的なアドバイスをいただくと,なるほどな,と思うこともありました。

開業当時は,自分の感覚と現実が違っていた,ということもあります。自分の限られた時間を割いていることと,売り上げが比例しないんです。やりたいこと優先にやっちゃうので。経営者として客観的に見る機会って必要だと思います。

 

今後,どの様に事業を進めたいですか?夢は?

9将来的には、ここのアトリエがグローバルにも、ローカルにもクリエイティブ基地みたいになっていければと思っています。どんな方でもアート、文化に親しめる地域のアトリエであり、同時に専門性の高いアートなど文化にも触れられる場ですね。

入り口としての事業が現在行なっている訪問講師、教室などのこども向けのアート活動です。大人向けにはクラフト体験なども開催しています。

体験することから入って、興味のある方はどんどん深めて第一線に触れられる場所でありたいです。
 

現在「調布まちシネマ」という市民活動にも色々な形で協力をしていて、上映会などを行っており、監督が来場したりもしています。

また、全体の構想のためには自分の制作活動も大事だと思っています。昨年はアトリエの立ち上げが大変で充分に機会がなかったので,今後は増やしていきたいです。木をもくもくと削るとか,何かと触れているのが,エネルギー源になるんです。

教える仕事も増えているけれども,やはり私としては自分で手を動かしたい。

大きな構想で、経営上どうやって実現できるかまだ目処はつきませんが、目標を持って進めていけば近づいて来るのではと思っています。

 

創業する人へのメッセージ

やっちゃえ(笑)2

事務所に努めてるデザイナーさんにも,独立しちゃえば?と言ってます。

大変な面もあるけど,やりがいはすごくあります。事業規模が小さいうちの話かもしれないけど。一つ一つの充実感がとても大きいです。

自分で決めてやることが好きじゃない方には向かないかもしれないけれども,自分で決めてするのが好きな人は独立したらいいんじゃないかな。あとは,売上との兼ね合いですね。

正直,不安で精神的に追い詰められるような状況もありました。でも,そこで倒れなければなんとかなります。去年のたちあげすぐの状況には絶対戻りたくないですけどね(笑),過ぎてしまえばいい思い出です。
8街のアトリエ studio gen http://www.machinoatelier.com/

 

インタビューのご協力、ありがとうございました。

住所・お問合せ先

〒182-0022
東京都調布市国領町2-5-15 コクティー3階
市民プラザあくろす 調布市産業労働支援センター
■TEL:042-443-1217
■FAX:042-443-1218

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